中国に出張に行ってきた。
威海という街。
聞いたことがなかったが、いろいろと調べていて、歴史の授業で習った「威海衛の戦い」の威海だということがわかった。
山東半島の、渤海に面したところにある。
半島や湾の名前も学校で習ったがすっかり忘れていた。
威海には空港があるが日本からの直行便はなく、韓国で乗り継ぎをした。
しかも金浦空港から仁川空港までの移動もともなう。
中国では現金があまり使えないという噂を聴いていて、alipayとwechatをiPhoneにインストールし、チャージしてみた。
日本でも使える場所があるので試しに使ってみたのだが、「中国の身分証明書がないので使えない」というようなメッセージが表示されて使えない。
しかし、中国では使えた。
小さな、飲み物やお菓子などが売っている店で、ペットボトルのお茶を買って使ってみたら使えた。
大きめの店ではalipayも使えるが、wechatが主流のようだった。
2軒の店で使ったが、どちらもwechatしかなかった。
現金が使えたかどうかはわからないが、使えるような雰囲気だった。
空港でおみやげを買うときにも使ったが、その時は店にいて案内してくれた日本語のできる女性が、「ウェイシン使えるんですか?」と逆に驚いていた。
小さなラーメン屋のような店にも行ったが、現金が使えて、50元払って6元のお釣ももらえた。
5元札と1元札だった。
ちなみに二人で麺料理をひとつずつと羊肉の串焼きを4本食べての値段である。
日本円で700円くらい。
味も量もなかなかで、出張中はいろんなおいしいものをごちそうになったのだが、
もう一度食べたいのはどれかと聞かれたら、この10元の刀削麺かもしれない。
その場で麺を打って作ったもので、パクチーがふんだんに入っていた。
私はパクチーは大好物だ。
今回は滞在期間も短く、食事や移動は現地の方に世話して頂いたので、
あまり中国についてよく知ることはできなかったが、
行く前に不安に思っていたような治安の悪さとか、ぼったくりとか、そういうことは一切なかった。