というわけでGWを迎えるまでそんなつもりは全くなかったのだが
湯坂路と足柄路を歩いた。
私は足柄路のほうがきついと感じたが、
一般的に湯坂路は険しいが近い、足柄路は長いが歩きやすい、
といわれているようだ。
「鎌倉との連絡を密にするため」「富士山の噴火で足柄路が通行不能になったため」
などの理由で、後からできたのが湯坂路らしい。
そういう歴史的経緯はともかくとして、
もしどちらを歩こうかと迷っている人がいたら、
足柄路をおすすめする。
足柄路は明るい。矢倉岳の頂上まではちょっときついが、
頂上の景色がすばらしく達成感がある。
滝も夕日の滝のほうがみごたえがあるし。
ただ、そういうオススメのコースだけに、人が多い。
あまりにぎやかなのが好きではなく、
静かな山道を歩きたいという人は、湯坂のほうがいいかもしれない。
そして、どちらを歩くにしても、杖は必携である。
金属でできた取っ手のついたものを持っている人をみかけたが、
それでなくても、その辺に落ちている適当な枝を、できれば2本、
もって歩くことをおすすめする。
あるとないとでは全然違う。
疲れない、速く歩ける、すべりどめ、コーナリングがスムーズなど、
初心者のクセに偉そうなことを言うようですが
杖はほんとにあるといいですよ。
結局家まで持って帰りました。