鎌倉幕府について短命ということを書いたが
後で待てよと思って調べてみたら
頼朝は1192年から死ぬまで7年も征夷大将軍をつとめていた。
7年といったら小泉並みの長期政権である。
源氏の将軍は3代で絶えたが、
鎌倉幕府自体は1333年まで、140年あまりも続いた。
260年、15代続いた徳川幕府と比べたら短いかもしれないが、
短命とはとても言えない。
しかし、源氏に対するはかないイメージというのは、やっぱりある。
3代で絶えたからか、不遇な人生を送った義経の印象からか。
頼朝亡きあと、頼家は二十歳くらいで将軍となるが1年くらいして殺される。
三代目の実朝が将軍になったのは12歳。彼も暗殺される。
16年間将軍であったことになっているが
12歳からの16年だから、実権はなかったであろうことは想像できる。
というわけでやっぱり源氏ははかなく成功者や覇者というイメージはない・・・