ある新人

このことはこんなところに書く事でもないと思っていたのだが、もう耐え切れないので書く。書かなかったら俺はもう眠れずに病気になってしまう。この病人だらけの職場に新人が来た。去年の春だったかな。こいつがとんでもない奴だった。今までに見たことのない、出会ったことのないタイプの男である。第一印象は悪かった。来て早々に歓迎会をやったのだが、そのときも俺はどうも苦手で、顔を見ることもなかなかできないくらい、こいつとは仲良くなれねーな、と思った。しかしこいつはなかなかおしゃべりな奴で、バカで、しょうもないことをペラペラしゃべるから、バカにしながらだんだん打ち解けていった。パソコンが趣味で好きなようで、こまごまとした知識はある。しかしPCオタクにありがちなうぬぼれて傲慢な態度は鼻持ちならない。

こいつには今年の年明けから悩まされている。同僚の一人はこいつとの仲が険悪になったのをきっかけにクビになりかけているし上司は胃を壊したし、紅一点の女の子もやめたがっている。すでに何人かはこいつを避けてやめた。俺は事情があってやめられないのだが、こいつと別れられるなら考えてもいいと、最近思い始めた。

こいつが許せないのは仲間を売ることだ。平気で仲間を裏切る。これだけは許せない。こいつの経歴を聞いて最低な奴だと思ったが、まあ別に誰に迷惑をかけるわけでもなし、と流していたのだが、こうなってくるとやっぱり見逃せない。こいつはどこまで本気なのか、もしかしたら俺もやられるかもしれない。かなり飲食させたのだが、もう一切出さないつもり。こいつ、おごられることをなんとも思わない。財布に手をかけようともしないたいした奴なんだ。

国士無双

初めて国士無双をあがった。ゲームであるが。 でも、ゲームでも友達とやった遊びの麻雀でも国士は初めてだ。 上がったことのある役満は、九蓮宝燈、緑一色、これはもうなくなってしまった東風荘というオンラインゲーム。東風荘はチャットができて、「サクサクいきましょう」とか「おせえよ」とか言え...