ひと昔前に鼻からうどんをすする芸を披露するタレントがいた。
それくらいならバカバカしいと笑っていられるが、
健康の面でも、食文化の面でも、快く思わない人々がいたであろう。
今朝ランニングをしているときに、アナルセックスというのは鼻からうどんをすすることを極限に拡大したような行為ではないかと思った。
そもそも性行為においておこなわれることは不可思議なことで、こんなことをしていいいのかと、今まで大人から教わってきたことからするとこんなことは絶対してはいけないことだと思ったものだが、
それが許されているどころか万人が果たすべき義務とさえいえるものであることは、つい最近わかったのだった。
しかるにアナルセックスというのは、そのような思春期の青年が、少年少女が、いたいけな若者たちが感じる戸惑いや羞恥や罪悪感を一切無視し、極太の油性マジックでそれらを塗りつぶすような、繊細な感性を無視して排除する、暴力的で独裁的な圧力を象徴する行為だと、私は思っているのだ。