
富士山を御殿場方面から見ると左のほうにえぐれたようなところが見える。
これは宝永火口といって、宝永4(1707)年に噴火したときにできたものだそうだ。
写真でしか見たことがないが、南東の方角、裾野市あたりから見ると、
もっとえげつなくえぐれて、手前に山ができているのがわかる。
これが宝永山である。
富士山の最後の噴火は、ここから火を噴いたのである。
てっぺんから火を噴いたのではない。
10月28日にM8.7の地震があり、12月16日に噴火が始まり
翌年の元日まで続いたそうだ。
この世の終わりと思っただろうな・・・
元禄が終わって、芭蕉や西鶴が没した後、将軍は家宣。
300年たっているが、今噴火したらどんなことに・・・
正直言ってそれを見たいという気持ちがある・・・