眠れない時にどうしたらいいか、というアドバイスをいろいろ聞いてきた。
牛乳を飲むと眠れる。
運動すると眠れる。
どこかを冷やすあるいは温める。
寝具をどうこうする。
体操やマッサージをする。
いっそ眠れない時は起きていたほうが良い.....
だが、どれもあまり効果がない。そもそも「眠れない」というのは単に眠くならないというだけではなく、「眠りたいのに」という前提がある。
だから、何かをするのは億劫なのだ。
というわけで、今まで聞いたアドバイスで最も有効だったものを紹介する。
それは、「眠れなくても目を閉じて横になっているだけで体は休まる(だから眠れなくても心配しなくてよい)」というものである。
眠ろう眠ろうと思うと眠れない。かといって起きて何かをするのは億劫だし疲れる。
このアドバイスはあるプロ野球選手から聞いたものである。
たしかに、横になって目を閉じてさえいれば、たとえ眠れなくてもだるさや疲れはあまりないことが多い。
そのままずっと目を閉じているといつの間にか寝ていることもある。
寝ていたって、レム睡眠といって脳は活動しているときもある。
部屋を暗くして目を閉じて横になっていれば、脳は起きていてもその他の大部分は休まる。