泌尿器科の先生が治ったとみて、検査をした。
しかしその数日後、仕事中にウミが出るのを感じ、トイレで尿道を見ると出ていた。
やっぱり治ってない。
さらに、ウミや排尿時痛という淋病の症状にとどまらず、右側の鼠径部から陰嚢が痛みだし、腫れてきた。
すわったりたったりすると痛み、さらに、痛くて眠れないほどになってきて、耐えきれずロキソニンを飲んだ。
検査の結果が出る土曜日に病因にいくとクラミジアは陰性だったが淋病はまだ陽性だった。
先生は淋病はアモキシシリンに耐性があるのでしょうと言い、グレースビットを処方した。
しかし私はもう我慢できなかった。経口摂取の抗生剤では治らないと確信した。
翌日、自費診療のクリニックで2万円払ってセフトリアキソンを点滴した。
そして点滴してから酒をやめた。
鼠径部の痛みは治まらず、連休明けの火曜日に泌尿器科へ行って腫れと痛みのことを言うと、精巣上体炎だと言われた。
処方された薬はセフカペンピボキシル塩酸塩と痛み止め。ロキソニンは飲まないようにと言われた。
その日は仕事を休み、キンタマをぬれタオルで冷やして寝ていた。
翌日、ようやく腫れが引き始め痛みも和らいできた。
おそらく、セフトリアキソンのおかげだろう。
しかし泌尿器科の先生には点滴のことは黙っている。
先生はグレースビットで治ったと思うだろう。
それにしてもこの1か月で何種類もの抗生剤を飲んだ。
こんな人もあまりいないだろう。
そして酒をやめて一週間たった。
前回禁酒したのは5年くらい前でそのあとは一日たりとも酒を欠かしたことはなかった。
酒をやめたら明らかに体調がよい。
精神的にも安定している。そして、もう飲みたくならない。飲むのが怖いくらいだ。
まあ、そのうち飲むんだろうけど。